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ドコモのスマホ料金プランとメリット・デメリット|他社との比較

スマホの料金プラン、正直よくわからないという人は多い。特にドコモは長年キャリアのトップを走ってきただけあって、プランの種類も豊富だ。毎月の請求額を見て「なんでこんなに高いの?」と思ったことがある人もいるだろう。

実は料金プランだけでなく、機種代金の分割払いも含めて考えないと、本当の月額費用は見えてこない。今回はドコモの料金プランを中心に、au、ソフトバンク、楽天モバイルとの比較も交えながら、あなたに合った選び方を紹介していく。

ドコモの主な料金プランの全体像

ドコモは2023年以降、料金プランをシンプルにまとめている。大きく分けると「eximo(エクシモ)」「irumo(イルモ)」「ahamo(アハモ)」の3つだ。この3つ、実は狙っているユーザー層がまったく違う。

各プランの基本的な位置づけ

プラン名 データ容量 月額料金(税込) 特徴
eximo 無制限 4,928円〜7,315円 ドコモショップでのサポート重視、家族割・ドコモ光セット割適用可
irumo 0.5GB〜9GB 550円〜3,377円 低容量でコストを抑えたい人向け、店頭サポートあり
ahamo 20GB/100GB 2,970円/4,950円 オンライン専用、シンプルで若年層に人気

この表を見てわかるのは、どのプランも一長一短があるということ。無制限が欲しいならeximo、とにかく安くしたいならirumo、バランス重視ならahamoという感じだ。

ただし、これはあくまで基本料金。ここに機種代金が加わると、月々の支払額は大きく変わってくる。iPhoneの最新モデルを分割で買えば、月5,000円近く上乗せされることもある。

eximoの詳細とメリット・デメリット

eximoはドコモの看板プランといっていい。データ無制限というのは、動画をたくさん見る人や、外出先でもテザリングを使う人にとっては魅力的だ。

eximoの料金体系

データ使用量 月額料金(税込) 各種割引適用後
〜1GB 4,565円 2,178円
1GB〜3GB 5,665円 3,278円
3GB超(無制限) 7,315円 4,928円

※割引適用後は「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」をすべて適用した場合

この段階制の料金設定は面白い。月によってデータ使用量が変わる人には便利だが、逆に「毎月3GB以上使うなら最初から最高額を想定しておいた方が安心」という側面もある。

eximoのメリット

eximoの一番の強みは安心感だろう。データ容量を気にせず使えるのは、思った以上にストレスフリーだ。旅行中に地図アプリを開きっぱなしにしても、動画を見ながら移動しても、速度制限を心配する必要がない。

また、ドコモショップでのサポートが受けられるのも大きい。年配の方や、スマホに詳しくない人にとっては、対面で相談できる環境は貴重だ。オンライン専用プランだと、トラブルが起きたときに自分で解決しなければならない。

家族でドコモを使っている場合、割引額も大きくなる。3回線以上なら「みんなドコモ割」で1,100円引き、ドコモ光とセットならさらに1,100円引き。合計2,200円の割引は決して小さくない。

eximoのデメリット

正直に言うと、割引を適用しなければかなり高い。単身でドコモ光も使っていない場合、無制限プランで7,315円は負担が大きい。これに機種代金が加わると、月1万円を超えることも珍しくない。

もう一つ気をつけたいのは、1GB未満に抑えようとして結局失敗するパターン。「今月は使わないようにしよう」と思っても、うっかりアプリの更新やOSアップデートで1GBを超えてしまうことがある。結局、中途半端な料金を払うくらいなら、最初から別のプランを選んだ方がよかった、という結論になることも。

irumoで料金を抑える選択肢

irumoは2023年7月に登場した、比較的新しいプラン。ドコモの料金が高いというイメージを変えるために投入されたといっていい。

irumoの料金体系

データ容量 月額料金(税込) 各種割引適用後
0.5GB 550円 550円(割引対象外)
3GB 2,167円 880円
6GB 2,827円 1,540円
9GB 3,377円 2,090円

※割引適用後は「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」を適用した場合

0.5GBプランが550円というのは驚きの価格だ。ただし、このプランだけは割引の対象外で、通信速度も最大3Mbpsに制限されている。メールやLINEくらいしか使わない人なら十分だが、普通に使うには厳しい。

irumoのメリット

最大のメリットは価格。特に3GBプランは、割引を適用すれば880円という格安SIM並みの料金で、ドコモの店頭サポートも受けられる。これはかなり魅力的だ。

自宅にWi-Fiがあって、外ではあまりデータを使わない人にとっては理想的。「スマホは持ち歩くけど、外で動画は見ない」という使い方なら、6GBあれば十分足りる。

irumoのデメリット

データ容量の選択肢が少ない点は悩ましい。「9GBじゃ足りないけど、eximoは高すぎる」という人は、中途半端な位置に置かれてしまう。

また、通話料金は22円/30秒で別途かかる。頻繁に電話をかける人は、かけ放題オプション(月額1,100円または1,980円)をつけると、結局安くないという状況になる可能性もある。

ahamoのシンプルな魅力

ahamoはドコモのオンライン専用プラン。2021年のサービス開始時は、大手キャリアが本気で格安プランを出してきたと話題になった。

ahamoの料金体系

プラン データ容量 月額料金(税込) 通話
ahamo 20GB 2,970円 5分以内かけ放題込み
ahamo大盛り 100GB 4,950円 5分以内かけ放題込み

ahamoの魅力はわかりやすさだ。割引もなければ、複雑な条件もない。誰が契約しても同じ料金で、5分以内の通話が無料というのも実用的。

ahamoのメリット

20GBで2,970円という価格設定は、多くの人にとってちょうどいいバランスだ。総務省の調査によれば、スマホユーザーの月間データ使用量の中央値は3GB〜7GB程度。20GBあれば、ほとんどの人は余裕を持って使える。

海外でもそのまま使えるのは地味に便利。追加料金なしで、海外82の国・地域で20GBまで使える。短期の海外旅行なら、わざわざ現地SIMを買う必要がない。

シンプルな料金体系は、家計管理もしやすい。「今月は割引がいくらで、結局いくら払うんだっけ?」という混乱がない。

ahamoのデメリット

オンライン専用という点は、人によっては大きなハードルだ。契約も、プラン変更も、トラブル対応も、すべて自分でやる必要がある。ドコモショップに行っても、基本的にはサポートしてもらえない(有料サポートはあるが、1回3,300円かかる)。

また、キャリアメール(@docomo.ne.jp)は月額330円のオプションになる。長年ドコモメールを使っている人にとっては、この点が乗り換えの障壁になることもある。

家族割やドコモ光セット割は適用されないので、家族でドコモを使っている場合、ahamo単体だと割高に感じるかもしれない。

他社との料金比較

ドコモだけを見ていても、本当にお得かどうかは判断しにくい。au、ソフトバンク、楽天モバイルと並べて比較してみよう。

大容量プラン(無制限)の比較

キャリア プラン名 データ容量 月額料金(税込) 割引適用後
ドコモ eximo 無制限 7,315円 4,928円
au 使い放題MAX 5G/4G 無制限 7,238円 4,928円
ソフトバンク メリハリ無制限+ 無制限 7,425円 4,928円
楽天モバイル Rakuten最強プラン 無制限 3,278円 3,278円

※割引適用後は各社の家族割・光セット割・カード払い割などを最大適用した場合

面白いことに、大手3キャリアは割引適用後の料金がまったく同じだ。これは競争の結果として、似たような価格帯に落ち着いたといえる。

楽天モバイルは圧倒的に安い。ただし、エリアカバー率や通信品質は、まだ大手3社には及ばない部分がある。都市部では問題ないが、地方や建物内では繋がりにくいという声も聞く。

中容量プラン(20GB前後)の比較

キャリア プラン名 データ容量 月額料金(税込) 通話
ドコモ ahamo 20GB 2,970円 5分かけ放題込み
au povo 2.0 20GB 2,700円(30日間) 22円/30秒
ソフトバンク LINEMO 20GB 2,728円 22円/30秒
楽天モバイル Rakuten最強プラン 20GB超 3,278円 Rakuten Link使用で無料

この容量帯では、各社の個性が出ている。ahamoは5分かけ放題込みで2,970円、povoは基本料金が安いが通話は別料金、LINEMOはLINEがカウントフリー、楽天モバイルは専用アプリを使えば通話無料。

自分の使い方次第で、どれがベストかは変わる。「短い電話をよくかける」ならahamo、「電話はほとんどしない」ならpovo、「LINEをよく使う」ならLINEMO、「長電話が多い」なら楽天モバイル、という感じだ。

低容量プランの比較

キャリア プラン名 データ容量 月額料金(税込) 特徴
ドコモ irumo 3GB 2,167円(割引後880円) 店頭サポートあり
au スマホミニプラン 5G/4G 〜4GB 3,465円〜5,665円 段階制
ソフトバンク ミニフィットプラン+ 〜3GB 3,278円〜5,478円 段階制
楽天モバイル Rakuten最強プラン 〜3GB 1,078円 段階制

低容量プランでは、楽天モバイルの安さが際立つ。3GBまでなら1,078円というのは、他社を大きく引き離している。

ドコモのirumoも、割引を適用すれば880円とかなり安い。ただし、この割引を受けるにはドコモ光かhome 5Gが必要なので、それらを契約していない人には当てはまらない。

機種代金を含めた実際の支払額

料金プランだけ見て決めると、後で後悔することがある。なぜなら、機種代金が思った以上に高いからだ。

人気機種の分割料金例

機種名 本体価格(税込) 24回払い月額 36回払い月額
iPhone 15 Pro(128GB) 約16万円 約6,670円 約4,445円
iPhone 15(128GB) 約13万円 約5,420円 約3,610円
Google Pixel 8 約9万円 約3,750円 約2,500円
Xperia 5 V 約14万円 約5,830円 約3,890円

※価格はドコモオンラインショップでの参考価格(時期により変動)

例えばahamoで2,970円のプランに、iPhone 15 Proを36回払いで買うと、月々の支払いは7,415円になる。これを理解しないまま契約すると、「思ったより高い」という感想になる。

いつでもカエドキプログラムの活用

ドコモには「いつでもカエドキプログラム」という仕組みがある。簡単に言えば、23回目の支払い時点でスマホを返却すれば、残りの支払いが免除されるというものだ。

例えばiPhone 15 Proを総額16万円で買った場合、23回払った段階で返却すれば、約6万円分の支払いが不要になる。実質的には10万円で2年間使えることになる。

ただし、これには注意点がある。スマホを返却する必要があるので、手元には残らない。下取りに出すのと似ているが、傷や故障がある場合は追加料金がかかることもある。

2年ごとに新しいスマホに買い替える人には便利だが、同じスマホを長く使いたい人には向いていない。

契約プランを選ぶ際のポイント

ここまで様々な情報を見てきたが、結局どう選べばいいのか。いくつかの視点から整理してみたい。

データ使用量で選ぶ

まず、自分が月にどれくらいデータを使っているか確認しよう。iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」、Androidなら「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」で見られる。

月3GB以下なら、irumoの3GBプランか楽天モバイルがおすすめ。3GB〜20GBならahamo、20GB以上使うならeximoか楽天モバイルを検討する価値がある。

ただし、「今は3GBだけど、将来的にもっと使うかも」と思うなら、余裕を持ったプランにしておく方が安心だ。速度制限がかかってから慌てるより、最初から少し多めの容量にしておく方が快適に使える。

サポートの必要性で選ぶ

スマホの設定やトラブル対応を自分でできる人は、ahamoや楽天モバイルでも問題ない。オンラインでの手続きに抵抗がなければ、コストを抑えられる。

一方で、「困ったときに店舗で相談したい」という人は、eximoかirumoを選んでおくべきだ。月々の料金が少し高くなっても、安心感という価値がある。

実際、年配の家族のスマホをahamoにしたものの、何かあるたびに自分が対応する羽目になって後悔した、という話はよく聞く。

家族構成で選ぶ

家族でドコモを使っているなら、eximoの割引は大きい。3回線以上で1,100円引き、ドコモ光セット割でさらに1,100円引き。この恩恵を受けられるなら、他社に移るメリットは小さくなる。

逆に、単身でドコモ光も使っていない場合、割引なしのeximoは高い。この場合はahamoか、他社のプランを検討した方がいい。

家族の中に「自分はあまり使わないから安いプランがいい」という人がいるなら、その人だけirumoにするという手もある。ドコモ内でのプラン変更なので、家族割のカウントには入る。

通話の頻度で選ぶ

仕事でよく電話をかける人は、通話料金も考慮する必要がある。22円/30秒だと、10分話すだけで440円かかる計算だ。

ahamoは5分かけ放題が標準で含まれているので、短い電話が多い人には便利。もっと長く話すなら、かけ放題オプション(月額1,100円)をつければ、合計4,070円で20GB+完全かけ放題になる。

楽天モバイルは、Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料。ただし、アプリの音質があまり良くないという評価もあるので、仕事で使う場合は注意が必要だ。

機種選びで失敗しないために

スマホ本体の選び方も、長期的なコストに影響する。高いスマホを買って後悔する人もいれば、安すぎるスマホを選んで使いにくさに悩む人もいる。

価格帯別のおすすめ機種

ドコモで選べる主なAndroid・iPhoneを価格帯別に見てみよう。

ハイエンド(15万円以上)

  • iPhone 15 Pro / Pro Max
  • Galaxy S24 Ultra
  • Xperia 1 V

これらは最高性能を求める人向け。カメラ性能やディスプレイの美しさ、処理速度のすべてが最高レベルだ。ただし、普通の使い方ならここまでのスペックは必要ない。

ミドルレンジ(7万〜15万円)

  • iPhone 15 / 15 Plus
  • Google Pixel 8
  • Xperia 5 V
  • Galaxy S24

このあたりが実用的な選択肢。カメラも十分きれいだし、動作も快適。多くの人にとって、この価格帯が最もバランスが良い。

エントリー(7万円以下)

  • Galaxy A54 5G
  • AQUOS sense8

価格を抑えたい人向け。性能は控えめだが、LINEやメール、ウェブ閲覧くらいなら問題なく使える。ゲームや動画編集をしない人には十分だ。

iPhone vs Android

永遠のテーマだが、どちらを選ぶかは好みと予算次第だ。

iPhoneは長く使える。5〜6年前のモデルでも、最新のiOSが動く。中古市場での価値も高く、売るときにそれなりの値段がつく。家族や友人がiPhoneを使っていれば、AirDropやiMessageで便利にやりとりできる。

Androidは選択肢が広い。価格帯も機能もバリエーション豊富で、自分に合ったものを見つけやすい。カスタマイズ性も高く、ホーム画面を自由にアレンジできる。

どちらが優れているかではなく、自分の使い方に合っているかで選ぶのが正解だ。

契約時の注意点

実際に契約するときに気をつけておきたいことがある。

オンラインショップと店舗の違い

ドコモオンラインショップで契約すると、事務手数料(通常3,850円)が無料になる。時間を気にせず申し込めるし、待ち時間もない。

店舗では対面で説明を受けられるが、手数料がかかる上に、待ち時間が長いこともある。混雑状況によっては、1〜2時間待つことも珍しくない。

スマホの操作に自信があるなら、オンラインショップの方がメリットが大きい。

MNP(番号そのまま乗り換え)の手続き

他社からドコモに乗り換える場合、MNP予約番号が必要だ。これは現在契約している会社から発行してもらう。

最近はオンラインで簡単に発行できるようになったが、引き止めの案内が出ることもある。「今なら割引します」といった提案を受けることもあるが、冷静に比較して判断しよう。

MNP予約番号には有効期限(通常15日間)があるので、取得したら早めに手続きを進める必要がある。

解約金・違約金について

現在、ほとんどのプランで解約金はかからない。2年縛りのような契約も基本的になくなった。

ただし、機種代金の残債は別だ。スマホを分割払いで買っている場合、解約時に残りを一括で支払うか、そのまま分割で払い続けるかを選べる。

「いつでもカエドキプログラム」を使っている場合は、返却しないと割引が適用されない点に注意。

実際の契約事例

具体的なケースを見た方がイメージしやすいだろう。

ケース1:単身、データをよく使う20代会社員

  • プラン:ahamo大盛り(100GB)
  • 機種:Google Pixel 8(36回払い)
  • 月額:4,950円 + 2,500円 = 7,450円

データを気にせず使いたいが、店舗サポートは不要。オンラインで完結できるので、ahamoを選択。100GBあれば動画もたっぷり見られる。

ケース2:3人家族、自宅にドコモ光あり

  • プラン:eximo × 3回線
  • 機種:iPhone 15(いつでもカエドキプログラム利用)
  • 月額:(4,928円 + 4,445円)× 3 = 約28,000円

家族割とドコモ光セット割で、eximoを最安値で使える。店舗サポートも受けられるので、両親も安心。3回線合計でも、他社より高くない。

ケース3:60代夫婦、あまり使わない

  • プラン:irumo 3GB × 2回線
  • 機種:Galaxy A54(一括払い)
  • 月額:880円 × 2 = 1,760円

自宅のWi-Fiで主に使うので、外では3GBあれば十分。機種は一括で買って、月々の支払いを抑える。困ったときはドコモショップに相談できる。

まとめ:自分に合ったプランの見つけ方

ドコモの料金プランは、一見複雑に見えるが、整理すれば選びやすい。

データをたくさん使うならeximo。ただし、割引が適用できない場合は楽天モバイルも検討する価値がある。

バランス重視ならahamo。20GBで2,970円、5分かけ放題込みというシンプルさは魅力的だ。オンライン専用でも問題ない人には最適解の一つ。

コストを抑えるならirumo。特に家にWi-Fiがあって、外ではあまり使わない人には向いている。ドコモの店頭サポートも受けられるので、年配の方にもおすすめしやすい。

機種代金を含めた総額で考えることが重要だ。プランが安くても、高額なスマホを分割で買えば、結局月1万円近くかかることもある。自分の予算と使い方を冷静に見極めて、無理のない選択をしてほしい。

他社との比較も忘れずに。特に楽天モバイルは、エリアの問題さえクリアできれば、コストパフォーマンスは抜群だ。au、ソフトバンクも似たような料金体系なので、ポイント還元やキャンペーンを含めて検討するといい。

最後に、契約は焦らないこと。キャンペーンに釣られて急いで決めるより、自分の使い方をしっかり把握してから選んだ方が、長期的には満足度が高い。